東京・自転車シェアリングサービスを使ってみた

こんにちは!
今回はドコモと東京都の各自治体が提携して提供している自転車シェアリングサービスを紹介します。一言でいうと、**無人レンタル自転車(乗り捨てOK)**です。
自転車に備え付けてある通信機器を介すことで、利用手続きが行えます。また、自転車の位置情報の管理等も行っていると考えられます。
以下の7区でサービスが始まっており、2017年10月1日時点で333箇所にポートが設置されています。
サービス提供区:千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、渋谷区
各ポートには複数台の自転車が設置されています。詳細のサービス内容は以下サイトをご覧ください。
http://docomo-cycle.jp/tokyo-project/
さて、ここから使ってみた感想です。
良かった点
全自転車が電動アシスト
初めて乗った時感動しましたよね!坂もスイスイ涼しい顔で移動可能です。それなりの距離を移動するにも実用的です。ちなみにカゴもついているので荷物も入れられます。
各区間で相互乗り入れ & 乗り捨て可能
これらの7区間では相互に乗り入れることができ、乗り捨て可能です。
タイムズカーシェアなどは、乗り捨てることができないので、一度利用したら、元の駐車場に戻すまで、利用料金がかかります。
一方、当サービスは、片道の移動だけに使え、料金もその移動時間のみ、発生します。都度利用であれば、150円/30分ですが、都内かつ自転車の移動手段が適切な距離では、だいたい30分で収まるので、リーズナブルに利用できると思いました。
手持ちのSUICAでタッチするだけで利用開始
タイムズカーシェアもシステムが良くできていると思いましたが、専用サイトで予約するために数ステップくらいの操作が必要です。
一方、当サービスは、最初の手続きこそ必要ですが、手持ちのSUICAを登録することができます。一度登録してしまえば、ポートに行き、自転車にSUICAをタッチするだけで利用開始できます。利用手続きが簡易なのは良いポイントですね。
ちょっと残念な点
主要駅至近のポートが少ない
主要な新宿駅と渋谷駅から最短のポートを見てもそれなりに距離があることがわかります。地価や空きスペースを考えると致し方ないとは思いますが、今後に期待したいと思います。
地域によってポートの有無にばらつきあり
最寄りの駅や住まいの付近にあると便利ですが、まだまだない地域も多そうです。継続的にポートは増えてるみたいなので、たまにチェックしてはいかがでしょうか。
使い方の提案
深夜のリーズナブルな移動手段にも(※1)
このご時世終電越えの残業は少ないと願いたいところですが、終電のがした場合の移動手段の一つとなりえます。深夜料金のタクシーと比較すると割安です。
終電逃すくらい外にいるとなると疲れていること必至で、それこそタクシーを使いたいと思いますが、節約家の方の選択肢としては、ありだと思います。
※1…深夜にはポートが閉じてしまう場所もあるので注意
地理的に近いけど電車移動はめんどくさい場合
現状思いつきませんが、こういうこときっとありますよね。マッチするケースがあれば、紹介したいと思います。
住んでいる近くにポートがあればかなり便利だと思います! ぜひ使ってみてください!