期待はずれのミニマリスト財布ファントムウォレット

こんにちは。ミニマリストに憧れつつも、断捨離が苦手なタイオスです。
そんな私ですが、決済する時は、可能な限りクレカや電子マネーを使っています。日本円は小額紙幣がないためか、硬貨がどうしてもかさばるんですよね。また、決済も現金より早くて楽です。
https://doryoku-taida.com/line-pay
そして、つい最近財布を新調したのですが、小さい財布にしてみました。万双のミニ財布(ブライドルレザー)です。必要最小限感があって、縫製など質も良いという評判だった(実際にそう感じます)ので購入しました。しかし、カードが想定以上に入らない。そして最近、個人事業を始め、事業用のカードを設けたこともあいまって意外に常備するカード枚数が増えてしまいました。
「これはイカン」ということでカード専用のケースを探し始めました。どうやら世間では、「the Ridge」のようなシンプルでスタイリッシュなものが人気のようでした。更に良い使い勝手が良いものがないかと探し、見つけたのが「Fantom Wallet」です。Kickstarter初の色々な売りがある海外で話題の財布とのことでした。
https://doryoku-taida.com/slimfold-softshell-review
前置きが長くなりましたが、購入したのでレビューします。
ファントムウォレットの種類
材質
以下二種類提供されています。
- アルミニウム $59
- カーボンファイバー $79
大きさ(カード収納枚数)
3種類提供されています。クレカのようにエンボスがあるカードとそうでないカードによって収納枚数が変わってきます。組み合わせによる収納枚数は以下URIより確認できます。
エンボス加工とそうでないカードの組み合わせによる収納可能枚数
- Fantom 7 (4-7枚)
- Fantom 10 (6-10枚)
- Fantom 13 (8-13枚)
色
アルミニウムは以下四色より選択可能です。カーボンファイバーは、カーボン色のみ。
- 黒
- シルバー
- 青
- 赤
付属品(マネークリップとコインケース)
私は別で財布を持っているため、購入しませんでした。ファントムウォレット単体で財布代わりにする人向けでしょうか。マネークリップは高いです。また、コインケースの有無は、無料で選べます。ただし、マネークリップと異なり、コインケース自体は取り外し不可能とのことです。
- マネークリップ $19
- コインケース(4mm増し)無料
ファントムウォレットの「売り」
以下URIの公式を参考に記載します。英語なので正しく理解できているか怪しいです。
http://store.fantomwallet.com/about-fantom/
また、以下KickstarterのサイトではGIFや動画もついています。こちらがわかりやすいです。
片手で操作可能なレバーを使ってカードを扇状に開く
人間工学に基づいて作られた片手操作可能なレバーを引くと、カードが扇状に開き、使いたいカードをすぐ取り出せるようにデザインされているようです。KickstarterでのGIF画像では片手で操作していませんね。
頻繁に利用するカードは手前に配置することで片手ですぐに取り出せる
また、頻繁に使うようなカードのために、一番手前に配置したカードについては、親指でスライドするだけで簡単に取り出せるようにしているとのことです。これも片手で取り出せるとのことです。
薄くて軽い
材質や大きさ次第です。公式を見れば情報あると思います。
スキミング防止
カード収納時に、スキミングリスクを下げる作りになっているそうです。スキミング被害にあったことはないので、危機意識があまりないですが、あるにこしたことはないですね。
扇状に開いた時にカードはホールドされ、落ちない
取り出しやすさも備えつつ、安全性も謳っています。
ファントムウォレットを使った感想
購入したモデルは以下のとおりです。公式サイトで購入しました。支払いから届くまでに約1ヶ月かかりました。このモデルを利用した感想を記載します。なお、個体差等もあるかもしれませんのでご了承ください。
- アルミニウム
- Fantom 10 (6-10枚)
- 黒
- コインケース無し
致命的にカードが出し入れしにくい
そもそもカード一枚でも縦の長さがきつくてとてもスムーズに出し入れはできません。それなりに力が必要なため、致命的です。扇状に開いた際にもホールドし続けるために、きつくせざるを得なかったのではないでしょうか。
また、レバーを引いた後のカードの扇形にムラがあります。もちろんクレカのようなエンボスがあるカードとそうでないカードが混ざっていることでも動作は変わると思います。扇形に開いて掴みやすくなるカードもありますが、これも力が必要なため、簡単に取り出せません。
なお、開いてから取り出す対象カード以外を押し戻す使い方なのかと思い、実施してみましたが、取り出し対象のカードも同時に戻ってしまい、これまた取り出しにくさを感じました。
片手操作は厳しい(手の大きさによる?)
- レバーは片手で操作できない 元々あまり想定していなかった使い方だったので気にならなかったですが、売り文句だとすると無理があると感じました。
- 一番手前のカードも片手で取り出せない KickstarterのGIFアニメーションのようにスムーズにはいきません。まず、スワイプ操作すらできません。スワイプできたとしても、カードのきつさによる取り出しにくさによって、片手は厳しいでしょう。
デザインや作りがチープ
アルミニウムは表面と裏面のみです。側面はプラスチックでチープ感があります。また、私が購入したものはネジがやや茶色がかってサビ?のようなものがついていました。
まとめ
あくまで個人的な感想ですが、とてもがっかりしました。革がいいかもしれないです。いや、引き続きおもしろそうな尖ったカードケースを探し続けます。