有効期限間近のANAマイルを延命 メトロ返し 要ソラチカカード

LCCばかり使っていたため、ANAマイルが大量に有効期限間近を迎えました。いくつか対応方法がある中で「メトロ返し」を選択しました。その経緯や理由・申請方法などを紹介します。
期限間近のマイルへの対応手段
SUICA等の電子マネーに
- 1マイル1円として交換
- 用途は限定されず、ほぼ現金
でもこれするなら最初からANAマイル選びません。ANAマイルはうまく使えば1マイルあたりの価値が1円より高くなります。私は却下しました。
ANA限定で利用可能なSKYコインに
- 1マイル1.X円(次のリンク先の通り条件によって交換倍率が変動) ANAマイルの交換マイル数×会員ステータス/所持ANAカード別のSKYコイン交換倍率 ANAカード一般を保持 かつ 40000マイル以上の交換であれば、交換倍率1.5倍です。悪くないです。
- 用途はANA関連サービス限定
- 期限が1年間
期限も短くANA限定なので、自分にマッチしなそうだと思い却下しました。
ANAマイルのまま延命(メトロ返し)
そこで見つけたのが「メトロ返し」と呼ばれる方法。この呼称を提唱した人センスありますね。ソラチカカードを持っていることが前提です。ANAマイルの10%を失いますが、新しいANAマイルとして取得できるため、期限が大幅に伸ばせます。期限は最大で5年間伸ばせます。
**ソラチカカードは、100メトロポイントを90ANAマイルに交換できるカードです。**一方、**ANAマイルから、メトロポイントは、同一ポイントで交換可能です。**これを利用します。(ちなみに、ソラチカカード以外のメトロカードを用いても同様のことは可能ですが、1000メトロポイントが600ANAマイルになってしまいます。40%分のANAマイルを失ってしまいます。)
最大で期限5年延長できる理由は、メトロポイントの有効期限も目いっぱいに使うことが可能なためです。2年メトロポイントとして寝かせて、その後期限間近にANAマイルに交換。そこから3年間で5年です。
- メトロポイントの期限は2年
- ANAマイルの期限は3年
交換申請自体は即日可能です。期限ぎりぎり最後の1日でもおそらく問題ありません。
注意事項は次の通りです。
- 交換時の必要情報の入力は慎重に 入力情報に誤りがあると申し込みが無効になって悲劇になりそうです。
- ANAマイル→メトロポイントへの交換は10000マイル単位でしかできない 10000マイルに満たない端数は、移行できません。結構厳しいです。
- ANAマイルへの移行は時間がかかる 延命手続き開始から数か月以内にANAマイル利用予定がある方は要注意です。
- ANAマイル→メトロポイントへの移行は1~2か月かかる
- メトロポイント→ANAマイルの1か月の移行は上限がある 20000ポイント(=18000マイル)が1月の移行上限なので要注意です。
- メトロポイント→ANAマイルへの移行は当月末締翌月5日移行完了 ANAマイル→メトロポイントよりはスピーディに交換可能です。
ANAマイルのメトロポイントへの交換申請方法
申請してみたので載せておきます。
ANAにログインする
TOP画面の「マイル」を押下する。
ポイント交換を選択する
スクリーンショットの通りに、操作していきます。
メトロポイントへの交換を選択する
申し込み画面へ遷移する
申し込みボタンを押下する
注意事項はよく読みましょう。
ソラチカカードのお客様番号を入力
この情報を誤ると悲劇が起こると考えられるため注意しましょう。
注意事項の内容理解に同意し、申し込み確定
注意事項を理解したかどうか念押しされます。
完了画面が表示、同時にメールも届く
このように申請自体は即日完了するので、ぎりぎりの申請でも間に合うと思います。ただ、申請情報誤り等で申し込みが無効になるリスクを踏まえると、余裕を持った方がよいかもしれません。