売上げや経費の計上タイミング

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売上は「サービスの提供を完了した日」で計上する

サービスが提供完了してから、実際に現金が振り込まれるのは後になることが一般的ですが、売上として計上するタイミングはいつなのか疑問に思ったので調べました。

結論としては「サービスが提供完了した日」で売上計上すれば良いようです。

例えば、12月1日~12月31日の1ヶ月間サービスを提供する契約を結び、実際にお金が振り込まれるのは、翌月末の1月30日とします。

このケースだと、「12月31日」に売上として、計上することになります。まだ実際に振り込まれていないため、「売掛金 / 売上高」とします。そして振り込まれたら「普通預金 / 売掛金」で仕訳ます。

光熱費などの経費は「実際に支払った日」で問題なし

光熱費など、当月に利用した分を翌月に請求されるものについては、売上と同一の考え方で処理することは辛そうです。

調べた結果としては、光熱費など、計上時期がずれても財務諸表上の影響が小さいものについては、実際に支払った日で問題ないとのことでした。(継続的に同一のルールで計上する必要あり)

原理原則としては、売上のように、当月末時点で義務が生じているため、その時点で未払費用として計上するのが正しいそうです。

例えば、12月1日~12月31の1ヶ月間のガス代は、12月31日に支払い義務が生じますが、実際に請求されてくるのは1月15日とします。この場合、1月15日に費用計上してOKのようです。