【旅行記】東南アジア周遊Day3 ベトナム フエ フォンニャ

前日はこちらをご覧ください。
https://doryoku-taida.com/se-asia-3w-trvl-day2
ホテルでピックアップ後、HANH CAFEへ
7時半ピックアップ予定であったが、20分くらい遅れてバンが到着。その後HANH CAFEという場所に到着した。そこには同じように連れてこられた人々が大勢いた。HANH CAFEにホイアンからフエまでの料金表が掲げられていて80K VNDだった。20K VNDが中抜きされていることがわかった。少しでも節約したい方はこのHANH CAFEで予約を試みてもよいかもしれない。(とはいえ、日本円にして100円。笑)
後に調べてみてわかったが、HANH CAFEはベトナム南北を縦断するためのバス運行会社?代理店?としては、そこそこ名が知れているみたい。
全員揃うまで、しばらく待っているように指示を受ける。待っているあいだ便意を催したのでトイレに行く。早速紙がない。持参したティッシュの出番だ。準備が功を奏して満足げに用を足し終わると既にそこで待っていた人々は道路の向かい側の大型バスに乗り換えていた。ティッシュは常に持つことをおすすめします。
初めてのスリーピングバス搭乗
大きい荷物を預け、レシート兼チケットをバス運転手に見せて乗り込む。見たことない座席である。足は伸ばして座るタイプの席で、座席を最大限に倒せば上半身もフラットに近くなってほぼ寝ている状態になる。スリーピングバスと呼ばれる所以か。二段に渡って席が敷き詰められている。とても快適。日本でもあればいいのになと思うくらい。事故時の安全性で問題ありそうだけど。移動時間の暇つぶし用に大量に電子書籍をダウンロードしていたKindleを読んで、寝て、読んでを繰り返しているとあっという間にフエに到着。3時間かからないくらいか。
フエ到着と次の街のバス予約
旅行代理店も兼ねているホテルのような食堂のような場所に到着した。その名もGoogle Hostel。怪しさ満点だ。バスを降りるとそこの店員さんによるホテルやらツアーやら猛烈な営業にあうことに。我々はフエ(世界遺産)の有名どころを軽く周って、当日中に、フォンニャケバン国立公園ツアーの拠点となる街「ドンホイ」まで移動し、翌日朝から同ツアーに参加する予定であった。
フエからドンホイへの移動は、列車で移動することを考えていたが、スリーピングバスが快適だったため、降りた場所でバスについて問い合わせた。その結果、16:30集合でバスがあり、300K VNDとのこと。さらに、ドミトリーであるが、一泊無料の宿もついているとのこと。事前に列車の料金を調べていたが、それと大差ないと判断し、お願いすることに。そして値切り忘れたことに気づき後悔。写真を見て思ったが店頭に「SINH CAFE」と記載されている。SINH CAFEというのは、ベトナム旅行者の中でも名が知れている旅行業者とのこと。もしかしたらSINH CAFEの代理店だったのかもしれないが、Google Hostelという名前を使っていることから本物だったのかは不明。(ネットでも「本物の」Shin Cafeなど枕言葉つきで出てくるということは偽物が横行しているのかもしれない)ちなみにフエのSINH CAFE(今はSinh Tourist)の場所は次の通りと思われる。
また、翌日のフォンニャケバン国立公園のツアー料金も聞いてみた。「天国の洞窟」と「フォンニャ洞窟」の2つを1日かけて回るツアーに行きたかった。一人650K VNDとのこと。聞くだけ聞いて現地で取ることにした。
さらにバス出発までの時間で、フエの主要スポット4箇所を回るバイクツアーを提案された。外はやや雨が降っていたため、「バイクはちょっとなー」と思いながらも、「バイクの方が街の雰囲気を感じれるんですよ!」と押されることに。料金は300K VNDとのこと。バス代金を値切らなかったから「こっちはまけてちょーだい」とお願いした結果、220K VNDになった。
名物フエ料理でランチ
バイクを呼ぶとのことで待っててくれと指示される。バックパックが邪魔だったので、預かってくれるよう依頼したらOKしてもらった。そして、ちょうど昼食が食べたくなってきた頃である。バイクツアーの途中でおいしいローカルフードに連れて行ってくれと依頼する。なかでもしじみご飯コムヘンを食べたいと伝えると、場所が遠すぎるとの理由で断念することに。その後、その待っていた場所に併設されている食堂のフエ名物料理のコースをすすめられる。一人150K VND也。わけのわからない食堂でこんな払いたくなかったため、アラカルトにしようとしたところ一人分でも良いと言ってくれた。無意味とはわかっていながら、「本当に美味しいのー?」と聞いたところ「美味しいよ」と回答もらったので、そこで昼食を取ることに。結果、4つの料理はどれも美味しく、この度で一番当たったご飯であった。特にバインベオとバインコアイが美味しかった。本当に一人分か疑うほどの量だった。
- バインベオ
- バインコアイ
- バインボーロック
- ブンボーフエ
フエのバイクツアー
フエ王宮
料理を食べてほどなくしてバイクで出発。まずはフエ王宮へ向かう。10分程度走ってすぐに到着。1時間半後に出口で待ち合わせとのこと。チケットはツアーに含まれていない。割高の150K VNDだ。王宮の外には、観光スポットフラッグタワーが見える。雨だったので近くまで行かなかったが、結構大きい。なかなかインパクトがある。
王宮の入り口付近に併設されているベトナムコーヒーショップがあるので、初めてのベトナムコーヒーにチャレンジ。量が規定量に達してないんじゃないかと思う量しか入ってなくて、「これが標準の量??」って聞いても伝わらなかったから「もっと入れて、お願い」と言って増やしてもらった。飲んで見る。わかってたけど甘すぎるよね。
王宮内を散歩する。これまた文化的な背景や建築様式の理解がなかったため、感動しなかった。こんな雰囲気。
1時間弱で王宮を後にして、余っている時間は出口付近のカフェでhudaビールを飲むことに。うまい。15K VND。安い。
ほぼ定刻通りに運転手らはやってきた。続いてティエンムー寺院へ向かう。
ティエンムー寺院
それなりに絵になるが、感動はない。
残り2スポットは諦めることに
10分程度見て、そそくさバイク運転手の元へ戻る。そうすると急に残りの2スポット(歴代皇帝の墓)はとても遠いため、時間が足りないといってきた。その代わりローカルビアを飲める場所に連れて行ってくれるとのこと。確かに予約時には昼食の時間が考慮されていなかったため、予定時間より少なくなったとは言えるが、王宮の1時間半を短縮するなどして4箇所回れたのではないかと考えた。何よりも4スポット回るツアーとして料金を支払ってたので、「ちゃんと連れて行ってくれよ」と少しイラっと来ていたが、もともと残り2スポットには期待していなかったし、チケットも高いと聞いていたため(元々購入予定はなく、外からチラっと見る予定)渋々承諾した。
ローカルビア
ローカルビアといいつつ、スケベなお店に斡旋するために連れてこうとしているのではないかと疑った。そういうところだったら行かないと意思表示したが違うとのことで、行くことに。到着すると本当にローカルな居酒屋?飲み屋だった。地元民が集まりながらヨーロッパのサッカーを見ている。
4人席に座って運転手にも関わらず運転手の二人もビールを頼み、飲む。あまりコミュニケーションが取れないながらも、ベトナム式の飲み方を教わった。これが面白い。乾杯以外では飲んではだめで、誰かが乾杯したらその場にいるみんなでグイっと飲み干す。危険な飲み方だ。日本は飲み方に関して、大学のサークルのコールを除けば、まともなんだなと思った。そしてたいした話もせずに(できずに)どんどんお酒を頼んでは空けていく。途中で運転手二人のうちの一人(まともな若いお兄ちゃん)は仕事関連で帰る。残りの運転手のオヤジがバイクに3人乗りで連れて帰ってくれるとのこと。そのオヤジが、おすすめのつまみを頼んでくれたがこれが信じられないくらいまずいハム。豚の固い皮がたくさん埋め込まれていて食感も悪ければ、皮の間の肉ペーストも厳しい味。
オヤジはどんどん酔う。結果的にビールの中瓶を10本空け、なぜか我々が払うことに。最初から怪しかったが、陽気なオヤジはそれなりに楽しませてくれたので、気にしないことにした。200K VND。hudaの中瓶一本あたり20K VNDなので妥当な価格。
ドンホイもといフォンニャへ向かう
結構飲んだオヤジのバイク3人乗りに強烈な不安を覚えながらも、Google Mapで見ると目と鼻の先にドンホイ行きのバスを予約した代理店があった。1分で到着し、オヤジと別れを告げ、ドンホイ行きのバスの時間まで待つことに。予定の時間を過ぎても全然くる気配がない。
店内には球の番号が揃っていないビリヤード台がある。当然キューも曲がりまくり。暇だったので、店員さんとプレイすることに。日常的にプレイしていて相当上手いかとおもいきや、そんなことはなかった。笑
遅れてバンが現れ、途中でスリーピングバスに乗り換えた。
途中休憩の食堂で夜ご飯を頼むことに。確かチャーハンと揚げ春巻きを二人でシェアした気がする。普通の味。お値段は高めなのかな?バス運転手もローカル民も少しいたような気がするけど。
フォンニャケバン国立公園の次の目的地であるホーチミンにどうやって行くかを考えながら移動時間を過ごす。翌日のフエ23:40発ホーチミン深夜着の飛行機が圧倒的に安かったが、フエまで戻る運賃や、次の日のフォンニャケバンツアーの終了時刻が遅れるリスクを考え、ドンホイで一泊して、翌日のドンホイ昼発の飛行機に乗ることに決めた。
そんな中、友人が慌てて声をかけてきて、既にドンホイを通り越している疑惑が浮上。そのまま乗っているととんでもなく遠くまで行ってしまう可能性がある。焦って運転手にドンホイで降ろして欲しかった旨伝えると、「ほにゃ~、ほにゃ~」とわけのわからないことを連呼する。意味わからないけど大丈夫そうだったので自分の席に戻る。その後、フォンニャというドンホイより更にフォンニャケバンに近い街があることに気づく。運転手も「フォンニャで止まるから」的な事をいってたのだろうと気づく。フエの旅行代理店でフォンニャケバンの洞窟に行きたいと伝えていたため、よしなにやってくれていたのだろう。
フォンニャ到着
4時間くらいで到着。こじんまりとした街だ。ついたのはLinh’s Homestayという場所。英語が堪能な若いお姉ちゃんが切り盛りしている。既に夜遅かったため、そこでツアーの予約を取ることに。フエで聞いていた額より高い。650K VNDと聞いていたが、1050K VNDとのこと。「650K VNDって聞いたよ」と言って交渉したけど、門前払い。信頼できそうなお姉ちゃんだったので、言うことを聞くことに。現金が足りなかったため、ATMはないか聞く。歩いて2分くらいのところにあるとのことで向かう。
また、ツアー帰りでドンホイまで連れて行ってほしい旨伝えるとOKだった。ドンホイ発のツアー参加者もいるみたいだ。
ところで日本人であることを伝えたら、日本人を見たのは数カ月ぶりみたいなことを言っていた。日本人には人気がない観光地なのかな。
友人は現金しかもっていなかったため、友人の分も貸すために多めに引き出す。合わせて4万 VNDを出そうとしたが、ATMによって一回あたりの引き出し限度額が存在するみたいだ。2万 VNDをまず出す。幸いにも手数料が0円だ。何回に分けて出そうがデメリットはない。Linh’s Homestayに戻り、無事予約完了。無料でつけてもらった宿の場所を聞くと、「そこめっちゃ汚いよ」と言われたが、まずは見てみることに。そんなどうしようもないほどではなかったので、そこで寝た。
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